─激愛─
それで、憐のお母さんを見ている限り数年ここで暮らしても死なないってことが分かった。





死んでもいい、って思ったことは何回もあるけどその数よりも死にたくない、って思うことのほうが多かった。




それに、憐は私のことを愛している、それだけは確かだった。




─────だって、彼の愛し方は異常だから…。




その異常な愛し方が私を今日まで生きさせてくれたんだ。
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