あの時とこれからの日常
「「おはようござます」」
園田と連れだって医局に入るとすでに海斗が医局長と話をしていた
ああ、この光景も1年ぶりだ
としるふは少し瞳を細めてその様子を見つめる
やっと、やっと黒崎先生が帰ってきた
その実感がじわじわと押し寄せる
「あ、そうだ。医局長、これ」
海斗の横に立ち、しるふは白い封筒を神宮寺に手渡す
「あら、招待状?しかも手渡し?」
嬉しそうに神宮寺が受け取って、封を切る
と、
「え!?立花先生!!私には!?私は招待してくれないんですか!?」
コーヒーを入れていた園田がすがりついてくる
「園ちゃんも分のちゃんとあるよ」
園田の反応に苦笑しながら園田分の招待状を手渡す
「今月の末ねえ。随分と急だこと」
「来年度に持ちこしたらこのまま式を上げない確率が100%だと踏みました」
しごく真面目に答えたのは海斗だ
園田と連れだって医局に入るとすでに海斗が医局長と話をしていた
ああ、この光景も1年ぶりだ
としるふは少し瞳を細めてその様子を見つめる
やっと、やっと黒崎先生が帰ってきた
その実感がじわじわと押し寄せる
「あ、そうだ。医局長、これ」
海斗の横に立ち、しるふは白い封筒を神宮寺に手渡す
「あら、招待状?しかも手渡し?」
嬉しそうに神宮寺が受け取って、封を切る
と、
「え!?立花先生!!私には!?私は招待してくれないんですか!?」
コーヒーを入れていた園田がすがりついてくる
「園ちゃんも分のちゃんとあるよ」
園田の反応に苦笑しながら園田分の招待状を手渡す
「今月の末ねえ。随分と急だこと」
「来年度に持ちこしたらこのまま式を上げない確率が100%だと踏みました」
しごく真面目に答えたのは海斗だ