【短編】ばいばい
「え? はや……っんん」
キスした。
こんな可愛い顔して、上目使いされて、我慢すんのなんて出来る訳ねーだろ?
美優が息する瞬間に口の中に舌を入れた。
必死に俺の舌についてくる美優が、また可愛いくて。
ちょっと長くし過ぎたかも。
「……っふぁ…はぅ」
俺の胸に顔を埋めて苦しそう。
「わりぃ。やりすぎた」
「……ううん、隼人だから……いーよ」
…こんな可愛い事、言われて我慢出来ません!
パートツー(笑)
「あんさ……」
「ん?」
「押し倒していい?」
「えぇぇぇえ!?」
目を丸くして真っ赤になる美優。
勿論、言い出しっぺの俺だって真っ赤だ。
「嘘。でも……そんな可愛い事ばっか言ってたら押し倒しすからな?」
「隼人~~~」
なんて笑ってごまかしたのに。
「ー……ょ」
「ん? 何て?」
「隼人が、したいならいいよ」
飲もうとしたジュースを落とすかと思った。
「は? お前何言ってんの?」
「え? 隼人が言ったんじゃん」
そだけどっ。
まさか、そんな返事返すなんて思ってなかったし。
「いーの?」
だーっ!
俺は、何言ってんだよ!?