【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
「あぁ。言われたよ。

でも神鬼の姫…俺の女になるのはフリじゃあ俺もここまでしねぇ。

つまり。本当の女になってもらう。それが条件だ。」


こんな奴の女なんかにっ…


「でもそれは怜さんが許さないんでは?」


「神田さんにはもう許可とってる。

どうする?のるか?のらないか?

のらなかったら…お前の大事なものどうなるか分かってるよな?」


それだけは絶対にさせない。


「わかった。条件はのむ。ただし手を出したらその時は許さないから。」


「まぁ、その時がきたらな。」


私はこの時彼が言った最後の言葉をしっかり聞かなかった。
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