呪信メール
どちらが悪いとは、決めかねる状況だが、起き上がった道裕は「すみません」と謝った。



「ひ、ひぃいいい」


それに対して、茶髪にピアスの若い男は、恐怖に脅えた顔で後ろを振り返ると、

もう一度悲鳴を上げて立ち上がり、道裕には見向きもしないで走り出した。


いったい何に追われているのか?


道裕は男が振り向いた方を見た。
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