呪信メール
しかしそこには何もないし、男を追ってくるような者もいない。


いったい何にそんなに脅えていたのだろう?


道裕が首をかしげた瞬間だった。



『キキキキキキィイイイイイイドォオーーーーン』


けたたましいブレーキ音の後に、激しい衝突音。



振り向いた道裕が、音の主を見たとき、それはすでに十数メートル先に停まっていた。
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