呪信メール
「アナタがエレベーターを降りた後に、薄い影が乗ってきて、

そのまま七階まで上がり、そしてその影は七階で降りたらしいんです」



「影……?」



「ええ。私も画像を観ていないので、そこは何とも言えませんが、生きている人間ではないのではないかと……」



柴田の台詞に、三人は言葉を飲んだ。
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