呪信メール
――薄い影。



それはすなわち……



「幽霊ってことですよね?」


恵理子が口を開く。



「ええ、警察としては、幽霊の仕業とは言えないのですが、自殺でも事故でもないということなら、あるいは……」


口ごもる柴田。



三人は互いの顔を見合わせた。
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