サイコーに不機嫌なお姫様。



「まじでかわいい……」



もう、知らない。



髪を包み込むように両手で押さえて……



いつもより激しいキス。なおは、俺が初めての彼氏。だからいつも手加減してきたけど今日は……



「待って……好きだけど……」


「なお……俺、もう無理……全部ちょうだい……」



真っ赤な顔の姫。切なそうに見つめて……



コクリと頷く。



「なお……大好き」



実は、まだキス止まりの俺たち……



なおがいいって言う時まで我慢しようと思ってたけど……



こんなかわいい女……一緒にいて、いつまでも我慢できる男なんていない。



ソッと瞼に、唇に、首筋に、鎖骨へとキスを落としていって



どんどん下にキスがおりていくたびに、なおの手が抵抗してくる。



その手を掴んで……



「後で二人で病院に行こうな?」


「……うん」



素直になっちゃった。
かわいい仕草……愛しい仕草……



なお……俺、まじでお姫様にしか見えないよ。





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