サイコーに不機嫌なお姫様。
甘いキスに酔い痴れてる時……
♪〜♪〜♪〜♪〜♪
またなおのバックから大音量の着うた。
「…………っ!!」
すかさず、なおの両腕を掴む。二度もどつかれねーぞ!?
「……どいて! 電話がなってる」
「力強くで、どうぞ?」
余裕こいていた俺が甘かった。
なおの右足の膝が思いっきり、俺の左腰にドスッと入る。
「……ってぇ〜!! 手加減しろぉ!!」
「ばーか! 私に適うと思うなよ」
もうやだ。なんでいつもこんなにタイミングが悪いんだよ……
「はい、今日の夜、飲み会? いいね!」
は?また嫌な予感がする会話。
「でも、ごめん! 今日は彼氏と約束あるんだよ。また誘ってよ。うん、バイバイ」
あ……あれ?
携帯を閉じて、笑顔で俺を見てくるなお。
「病院に行ってから、ご飯食べに行こうか?」
「……友達はよかったの?」
「あんたの約束のほうが先だったじゃん」
筋が通った考え。嫌いじゃないよ。そういうとこ。
「……続きは? あれも一応合意したわけだし」
「約束はしてない!!」
「なんだよーそれぇ!! もう絶対、俺んちでは携帯はバイブにしてろよ」