王様&王子に買われました!?
私は、地面に膝を付け頭を下げた。






「ゴメンなさい。」




悔しい――



悲しい――



もうヤダ―――






「ふっふ、あっははっはっは・・・いいわよ、今日は許してあげる――。」




春香の甲高い声が響く。





「ありがとうござい・・・ます。」





悔しい、悔しい――




春香がどこかにさっていく足音が聞こえた。





「っつ―――。」




涙が、あふれる・・・お腹が痛いからじゃない、怖いからじゃない・・・自分の非力さに悔しくなる。
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