王様&王子に買われました!?
でも一番感心できないのは、父。





定職にもつかず、毎日借金を作って帰ってくる父の代わりに、小学生ながら私は働いた。





早朝の新聞配達とか、牛乳配りとか、お手伝い程度のものだったが少しでも生活を助けるために働いた。






だが、父にお金を渡せばパッと娯楽に消えてしまう。







こんなにも、頑張って働いたのに・・・何度も父に渡したことを後悔しただろう。父に渡した給料がお菓子だの食べ物だのを買ってくる、どんなに殴りかったか。




まるで父はマジシャン?って聞きたくなるくらいお金を消す天才だった。







そして、そんな父には任せれないと思った私は小さいながらにも精一杯考えて働いた。そして高校までなんとか卒業して、安定した職業に着けたらいい。






自分のために目標を掲げ、今までコツコツ頑張った。
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