私と兄の関係
「じゃあ、帰ろうか」

「うん」

俺と由梨は、それぞれ更衣室で着替えて家へ帰って行った。

帰り道、サーティワンを通った。

「お兄ちゃん、私サーティワンがいい」

由梨が言った。

高いけど、いいよな?

「ああ、いいよ」

俺と由梨は、サーティワンに入ってアイスを選び始めた。

「由梨は、何がいい?」

「私は、バニラ」

「じゃあ、俺もバニラにしよっと。カップでバニラ2つ下さい」

俺は、店員に言った。

会計を済まして店から出て家へ帰った。

あれから部活で忙しかった。

7月28日―

今日は、由梨が雅人と祭りに行く日。

「お兄ちゃん、これでいいかな?」

由梨が俺に聞いて来た。

「やっぱ由梨には、それが1番似合ってるな。すごい可愛いよ」

俺は、言った。

「本当? じゃあ、行って来るね。お母さんに晩御飯いらないって行ってて」

由梨は、そう言って家を出て行った。

「由梨は、もう出かけたの?」

台所に居た母さんが俺に聞く。

「たった今家を出たよ。晩御飯いらないってさ。俺も祭り行くから晩御飯いらないから」

俺は、そう言って家を出た。

家を出て陽介の家へ行った。

ピンポーン・・・・・・

インタンホーンを鳴らした。

「おお、健斗。じゃ、行くか」

「おお」

俺と陽介は、2人で祭りに行った。
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