私と兄の関係
「じゃあ、今日はここまで。明日もちゃんと時間通り来るように。以上。解散」

「ありがとうございました」

皆、一斉に言った。

俺の部の顧問の先生は、やたら厳しい。

って言うか怖いし……

怒らせると超怖い。

前も起こられた時もあったし……

とにかく陽介には、よく言わないと。

俺は、部室で着替えて外を出た。

あれ、まだ陽介居るのか?

しかもテニス部の所に居るし……

「おい、何してるんだ?」

俺は、陽介に声をかけた。

「おっ、健斗。ちょうど良い所に来た。見ろ見ろ。ここからだと女子のパンツが見えるぞ」

陽介がニヤニヤしながら言った。

バカバカしい。

でも、由梨はテニス部だから由梨の姿が見える。

あっ、由梨が居た。

それにしても由梨のスカート、短すぎなんじゃ……

「あっ、由梨ちゃんがしてる。おっ、パンツ見えた。いいな~」

おい、陽介。

そんな風に由梨を見るなよ。

バシッ

俺は、陽介の頭を強く叩いた。

「お前、変態か。そんな風に由梨を見るな。ホラッ、帰るぞ」

「ちょっ……良い所なのに……」

「良い所じゃねぇだろ」

俺は、そう言って陽介を引っ張って帰って行った。

家に帰って俺は、テレビをつけた。

「あっ、お兄ちゃん。帰ってたんだ」

由梨が帰って来て冷蔵庫からアイスを取り出してアイスを食べて俺の隣に座って来た。

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