私と兄の関係
「あっ、俺も取って。俺もソーダー」

「はい」

由梨は、ソーダーを取って来て俺に渡して来た。

「サンキュー」

俺は、それを受け取った。

俺は、由梨のスカートを見た。

やっぱ短すぎる。

「何? お兄ちゃん」

由梨が俺の視線に気づいた。

「そう言えば、もうちょっとスカート長くしたら? パンツ見えるぞ。今日だってパンツ見えそうだったし、陽介がニヤニヤしながら見てたぞ。それに他の男子だって」

俺は、言った。

「うん、そうだね。って言うか、陽介君見てたの? お兄ちゃんまで見てたの? お兄ちゃん達、変態。男って何でそう何だろう?」

いやいや、俺は見てないし……

それは、男が変態だから。

「俺は、見てないし……それは、変態だからだよ。とにかくスカートには、気をつけてな」

「うん、気をつける」

由梨は、そう言ってアイスの棒を捨てて部屋へ入って行った。

「健斗、由梨は部屋?」

「ああ……」

「由梨、ご飯よー」

母さんが階段越しで由梨を呼んでいた。

「さあ、食べましょう」

俺達は、夕飯を食べた。

俺の所は、いつもこうして家族で食べる。

父さんは、残業であんまり食べれる日はないけど家族で食べている。

やっぱこうして囲んで食べるのっていいよな。

何か温かいし……それに1人で食べるより皆で食べた方がおいしいから。

俺は、食べ終わって食器を交わしてまた、テレビをつけた。

ああ、面白くねぇな。

俺は、色々チャンネルを変えてた。

おっ、これは面白い。

俺が見ているのは、クイズ番組。

俺は、集中して見てた。
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