【完】最強の男に寵愛された姫
彼は私と同じ思いをした。





それは偶然か必然か、もしかしたら私たちが出会うことも決まっていたのかも知れない。





彼の心を救えるのはこの傷を分かる人とこの傷に癒しを与える人





「泣きたいときは泣けばいい。」





彼はいつまでも泣き続けた。





泣き止んだのは私がウトウトしてきたときだった。





自分でもこんなときにウトウトするなんてって思ったけど眠いものは眠い。





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