うさぎの涙、
―その日の夜、
美空にメールしようと思い携帯をとった、
『~~♪』
「美空かな?」
『―有山 龍―』
「龍からメールだっ、
やったやった♪」
『たすけて、
今桜川公園にいる。
動けないんだ。』
「どういうこと?」
とりあえず私は龍の所へ行くことにした。
龍が危ない。
そう思って全力で走って桜川公園へ行った。
すると、
「まぢで来たし!
ははっうけんねこの子。
めっちゃ可愛いっ。」
酒に酔った5、6人の男子が笑いながら待っていた。
その奥には一緒になってケラケラ笑う龍もいた。
「どういうこと?…」
「いや―龍がね、
絶対来てくれるって言ったからメールしてみたらあんたが本当に来たみたいなっ。」
「ははっお前それじゃ意味分かんねーよ!」
酒の匂いが漂い
色んな笑い声が飛び交う中、私は立ち尽くして何も言わず龍を見ていた。
「さすがに騙してばいばいじゃ可哀相だから龍送ってやれよ!」
「そうだなっ
葵ちゃーん!
一緒に帰ろっ♪」
そう言い葵の方に手を架けた。
「…ゎんないで…。」
「ん?」
「さわんないでよっ!!」
私は龍の手を振りはらいその場から走って出て行った。