学校一のモテ男といきなり同居
ため息をつかれると、ズキッとする。



あたしたち……



きっと、もう終わってるんだよね。



変に期待を持って電話したあたしがバカだった。



郁実の気持ちは、もうあたしにはないんだ……。



ツラいけど、受けとめなきゃいけないこともあるよね。



今思えば…



直面するのが怖くて、電話できなかったのもあるかもしれない。



きちんと、話し合った方が…



スッキリするのかも。












静かに深呼吸をして、腹をくくったそのとき。



郁実がまた大きなため息をついた。




「フーッ……」



「もうっ、ため息つかれると嫌なんだけど!いいよ、あたしのことがそんなにウザいなら…」



「誰もウザいとか言ってねーし。やっぱ、話すとキツい……」



ひどいよ……。



「だから、そんなあからさまに嫌そうにしなくても」



「嫌とか、そんなんじゃなくて。毎日真央のこと考えてて、会いたいまで言ったらここにいられねーじゃん」



「えっ……」



それは……どういうこと!?




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