学校一のモテ男といきなり同居
「キャーッ!あたしのベッドで寝ないでよ!!」



ユサユサと、井上くんの体を揺する。



そうしたら、気ダルそうな目をあたしに向け、ゴロンと違う方へと転がってしまった。



「眠いんだよ…30分後に起こして」



「はぁ!?30分って、遅刻ですけどー!そんなに寝たら、完全に遅刻だってば!!それにあたしもう出るから!」



「別にぃ……1時間目は、サボっても大丈夫」



はい?



どんな言い分ですか。








「コラー!井上っ!!」



「うるせぇな~……」



井上くんはまたゴロゴロとベッドの上を転がる。


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