新撰組と妖狐ちゃん!


その瞬間、
賑やかだった座敷は、
時が止まったように静まりかえった。


「「「「!!??」」」」


目を見開く者、
持っていたお猪口を落とす者、
顔を真っ赤にする者、
鼻血を出している者(平助)←


ソイツの美しさは、
それだけの破壊力を持っていた。


俺もソイツを見て固まった。


もちろん、
その美しさのせいでもあるが、


「…すいません。
お座敷を間違えたようで。」


一瞬目があったその花魁は、
余りにも日向に似ていたからだ。










いや、











あれは日向だ。













その花魁は、
座敷にいた俺たちを見て、
すぐに襖を閉めてしまった。












辛そうな顔をして。








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