【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~





『........そ『あっ、楓っ!』







西島くんの返事に被せてきたのは........





『芽流........』






芽流ちゃんだった。






芽流ちゃんはいきなり西島くんに抱きついた。






『........どぉしたの?遅かったから来ちゃった。』



西島くんに絡みつく腕。




『........芽流、離して。』




‘’芽流‘’か........






呼び捨てなんだね............





二人には入っていけない。



そんな現実。







『.....あっ、雫ちゃん♪あたし達、付き合ったの!』





にこやかに微笑んでくる悪魔。





『........よかったね?』




『うん♥』



その瞬間............





チュッ........





『えへへっ。ちゅーしちゃった♥』



芽流ちゃんと西島くんが、

キスした。


< 450 / 488 >

この作品をシェア

pagetop