coolboy≠a foolgirl
「じゃ昼休みに話してね?」

麻衣が心配そうに言ったのにたいし七海は体をガクッとした。 

「あのさぁ麻衣。普通はそこ『七海、何かあったの?』とか『あ、もしかして……』みたいな事を言うもんだよ?!しかも前にもあったよ、このやりとり」

普通はそんな事を言うのか分からないが七海は、はぁ…とどこか重い溜息をついた。きっと1/8は麻衣に向けた溜息だろう。 

「どうしたの?そんなおも〜いため息ついちゃって」

麻衣は空気読めない(=KYなのかもしれない)だと今更実感させられた七海であった。
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