溺愛協奏曲
第13章
東條組にお世話になって三日が過ぎた



まだ三日なので慣れた・・・とは言えないかもしれないが東條組の朝は早い




離れの敷地には20人ほどの組員さんのマンションがありこちらの日本家屋には



組長さんや蓮、それから奥様である由美子さん三人が暮らしている



蓮の姉である香織さんは一人暮らしをしているのでこの広い屋敷に三人だけなんて



贅沢すぎる・・・・と思うのはあたしだけではないだろう



今日も当番である組員さん二人と朝御飯を作るのは毎日の日課



ここの組員さんが当番制で食事の支度をすることになったのは



もちろん姐さんである由美子さんが入院してから・・・



今日の朝御飯は焼き鮭に納豆、御飯に味噌汁、ホウレン草のおひたしだ



鮭を焼いているとドアを開けて当番の組員さんが入ってきた



「おはようございまっす」




「おはようございまっす!莉子さん早いっすね~なんだもうほとんど飯

出来てんじゃないっすか~申し訳ないっす」




「あっおはようございま~す、朝だからそんなに凝ったものは作れないけど・・・


そんな謝らないでください!全然大丈夫ですから」



「うまそうっすね~莉子さんいい嫁さんになりそう」



「もう若の嫁さんになるのに決まってんじゃねえか!あほ」


よ・・・嫁さんって・・思わず赤くなる頬を隠すように俯く



赤くなった顔を見られたくなくて急いで台所の隣にある食堂に朝御飯を運ぶ



するとおおきな欠伸をしながら茜ちゃんが台所に入ってくるのが見えた









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