溺愛協奏曲
「親父、呼び出したからにはなんか訳があんだろ、俺たちも忙しいんだから



早くしてくんねえかな」



組員さんが出ていくと早速切りだした蓮



そんな蓮をみて苦笑いの蓮のお父さん



「そんなにせかすなよ、自己紹介もまだじゃねえかよ


私は東條浩一郎、東條組の組長でもあり白鴎高校の理事長でもある


そして蓮の父だ、よろしく莉子ちゃんいやあさすがは哲也の娘


美人だねえ俺がもう少し若かったら嫁に・・・」



「却下」



「あ?ありえねえっつうの」



蓮と父の二人の声が響く



怒って文句を言われる姿は東條組組長のオーラはどこにもない



人のいいお父さんって感じ




「莉子ちゃん・・」



「はいっ・・」




なにを言われるのか身構えていると予想外のことを言い出した




「明日からここに住んで由美子の手伝いをしてくれないかな」



「・・・・へ?由美子さんの・・・おてつだい・・・ですか?」



隣にいる蓮がコーヒーを一口飲むとぼそっと呟いた



「由美子って再婚した親父の奥さん、俺の義理の母親だ


ちなみに俺にとっちゃ六人目の母親だ」



ろ・・・六人目って・・・



蓮のお父さんってもしかして女ったらしって奴ですか?




びっくりして開いた口が塞がりません











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