秘蜜の秘め事
「えー!?

行けなくなったってどう言うことなのさー!」

電話越しのマユミの大声に、携帯電話を3センチ離した。

「ちょっと、急用が入っちゃって…ね?」

話しながらタンスからお気に入りのワンピースを引っ張りだした。

そもそも、私は“行く”と言っていない。

「誘ってくれたところ悪いんだけど、ごめんね」

ワンピースを身につけ、等身大の鏡で確認。

「まあ…わかった、他の子誘うから」

「ごめんね」

「じゃあ、また学校でね」

「バイバイ」

携帯電話を切った。
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