先輩と私と。
私を見つけると小走りで来る。




体がエロいとは思わなかった。




「ごめんなさい。こんなところまで」






「全然、どうしたの?」




「お姉ちゃんの部屋掃除してたら、これが見つかって、読んでみたら、部活に対してだったから、学校に持っていったほうがいいのかな、って思って。もうすぐでお盆休みにも入っちゃうし」




「あ、ありがとう」




分厚くなった封筒を受け取った。





「それじゃ!!部屋まだ汚いままなので!!」





えへへ、と笑って、校門を抜けていった。




校舎に戻ろうとすると、ヤマキが近づいてくる。




「誰、誰!!!エロそうじゃない!!!」





「千愛ちゃんの妹。エロく無いよ」





「エロそうじゃん!!!」




「今度、ヤマキの話しとくよ」




「よろしく」





満足したようにヤマキは部活に戻っていった。







私は2音に戻る。





この熱帯の中、ありえないほどの凍った空気が流れていた。





「あの...上杉からの手紙が見つかったみたいで...」




そういって、千愛ちゃんには似合わないほど可愛い....これは私の偏見。





可愛い封筒を顧問に渡す。





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