先輩と私と。
「別れて、良かったの?」





「うん。毎日帰る度に、文句言われるなんて嫌だもん」




「そっか」





ゆりの目に迷いがなかったように思ったから、





話を終わらせた。




















3年生の教室がすかすかになっているのを感じていた。







あぁ、零もいないんだな、と思いながら1日を終わらせる。







すぐに携帯を見た。






零用の、黄色いランプ。





【合格!!!フ~】








自分でも気持ち悪いぐらいに頬が緩んで、





『やったぁ!!!おめでと!!』








と返した。



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