金魚花火
ガタン ゴトン、ガタン ゴトン

向こうを見ると、緑の電車が揺れながらやって来た。

そして、ギッーと音を出しながら、ゆっくりと止まった。

中から赤い髪をした、女性が降りて来た。

顔をキョロキョロと動かし、誰かを探していた。

女性は、小さな建物にいる男性に目をやると、

建物の後ろに隠れた。

「うん、だから大丈夫だよ」
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop