I love you~最初で最後の恋~
「いいか、ちゃんと約束しろ!」
ビシッと指で指された。
「分かったわよ」
そう簡単に私を満足させることは出来ないわよ。
「じゃあまず、どうして満足するために身体を売るんだ?」
へ~・・・・・
ここに来たばっかりのくせにそこら辺は知ってるのね。
「心に、穴が開いてるから・・・・・・」
ポツリと呟いた。
今まで担任が知りたかったことでもある。
何時も煩かったからね。
「穴って?」
「ポカンと開いてるの。まるで、誰かに感情を取られたかのように」
だから、身体を売っても何も思わない。
何も感じないんだ。
「感情をって・・・・・」
「増井さん・・・・・」
「何?同情でもした?別に可哀想だと思っても構わないよ。そういうの慣れてるから」
小学校の頃から私は周りから同情されて育ってきた。
いいや、幼稚園の頃からかもしれない。
私の記憶では小学校からとなっている。
そんな数年前から同情されれば慣れもする。