I love you~最初で最後の恋~
「ぶはっ」
はぁ?
今、コイツ噴き出した!?
「私のことバカにしてんの!?」
昔から同情されたことはあってもバカにされたことはない。
なんなのよ。
「伊達先生、笑い過ぎです」
「すみません。でも、増井が意外とメルヘンなこと言うもので」
メルヘン!?
コイツはどこまで私をバカにするわけ!?
「私、帰る」
ガタッ
席を立ち、伊達先生の座っている2つ後ろの席に向かった。
ガシッ
え______?
左手首を掴まれると、反射的に伊達先生を見てしまった。
「悪い悪い。別にバカにするつもりはなかったんだ。気を直して座れって」
パッと放された手首。
どうする?
帰ろうと思えばこのまま帰れる。