Worlds end
第7章 スパイス
バンドを組んでからと云うもの、
僕らの絆は更に深くなった様に思えた。


変わりない日々の中に見出した光。


放課後が楽しみで仕方なく、
学校に行く日々-


それだけの為に生きてた日々。


そんな日常に少しずつ少しずつ、
足されるスパイス。


そうやって僕ら未来に光を、
見つけようと必死だったんだ。


そうしないと僕ら…

直ぐ闇に飲み込まれそうな位に、
弱かったから。
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