すっぴん★
「ごめんね。また、ハワイに来ようね。その時は・・・。その時は・・・」
素は次の言葉を言う前に、俊介の胸に飛び込んだ。
俊介も、素をしっかりと抱き締めた。
小さな蟹が、二人のラブシーンを横目に、砂浜を横に横に歩いて行った。
ひとりのサーファーが高い波に乗り、岸に向って波乗りをしている。
彼は、岸の近くまで波に乗って来ると、抱き合う二人に祝福の投げキッス。
いろんな人種の観光客で、砂浜は人、人、人。
時を経つのも忘れてー
二人は人目も気にせず、しっかりと、しっかりと抱き合っていた。