すっぴん★
「私は専門医じゃないですから、はっきりした事は言えませんが・・・。
何度もアレルギーが出ている訳だから、出来るだけ早く専門医に診ても
らって下さい」
「分かりました」
素が沈んだ顔で頷いた。
「アレルギーの原因が分からないので具体的には言えませんが。それまで
の対処療法としては、可能性の有るものは出来るだけ避けるように」
「可能性の有るものとは・・・」
「金属アレルギー、化粧品アレルギーなどが考えられますが。この場合は、
アクセサリー、化粧はしないように」
ドクターが毅然とした態度で言った。
「それは、すでにやっていますが」
「そうですか。あと、食物アレルギーも考えられますね」
「・・・」
「飲み物も、水以外は出来るだけ飲まないように。食べ物も材料までメモ
して下さい。そして、アレルギーが出た場合は、その食物を避けるように
して下さい」
「分かりました」
「でも、一番良い方法は、出来るだけ早く専門医に診てもらう事です」
ドクターは、柔和な中にも時折鋭い表情を見せた。
そして、医者として言いたい事をはっきりと述べた。