すっぴん★
あくる日の早朝。
俊介は素の事が気になり、素の自宅に歩を進めていた。
「化粧品アレルギーで無い事は間違いない」
俊介の心の中。素の事が大部分を占めている。
それ故、俊介の口から思わずこんな言葉が零れ出た。
(金属アレルギーでも無い)
(・・・あれだけ、テストをしても、みんなシロだった訳だから)
俊介が心の中で呟いた。
(では、食品アレルギーか?いや、分からない)
(やはり、専門医に診てもらい、パッチテストを受けるのが一番良い)
(そうだ。それが、一番良い方法だ)
俊介の心が、やっと決まった。
素が幾ら拒んでも、力付くでも病院に連れて行かなければ・・・。
逸る気持ちが、俊介の足を速めに速めた。
素の自宅に着き、俊介がチャイムを押した。
覗き窓から俊介を確認し、素がドアを開けた。