すっぴん★
「あら、こんな早朝にどうしたの?」
俊介の顔を見るなり素が質問をした。
「君の事が気になって」
「ありがとう。私は、大丈夫よ」
素が答えた。
「そんな事より、大学は?まさか。休むつもり」
「うううん。遅刻して行くよ」
俊介が首を左右に振った。
「あら、そう。それならいいのだけど」
「立ち話もなんだから、上がらしてもらうよ。いいかな」
「どうぞ。どうぞ」
素が、俊介を部屋の中に招き入れた。
俊介が部屋の中に入いった。
テーブルの上を俊介が見た。
ハワイのコンビ二で買ったノートが開きっぱなしになっている。
それが、気になるのか、俊介がノートに目を移した。
素が、きっと今までノートを見ていたのだろう。
ノートを見て、俊介はそう推測した。
「このノート、見せてもらってもいい」
俊介が素に尋ねた。
「別に、いいけど」
素が、ノートを見る事を快く承諾した。