すっぴん★

あくる日の朝。


目覚めから、嫌な予感が俊介の脳裏を過ぎっていた。


(素に電話をするのが怖い)


そんな気持ちが、俊介の身体全体を覆っている。
俊介は、なかなか素に電話を掛ける事が出来なかった。

(男は度胸だ)

弱気な気持ちを振り切り、俊介がスマホを手に持った。

昨日より、電話をするのが1時間も遅れている。
恐る恐る俊介が素に電話を。


素の声がスマホから聞こえて来た。
かなり慌てているのか、、素の声は早口だ。


「はい。何。今、急いでいるの。用件を手短に言って」


素が素っ気無く呟いた。





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