すっぴん★

「気分は悪くないわよ」
「違うよ」

俊介が首を振った。


「キ・ッ・ス」


もう一度、俊介が無音の口パクを行なった。


「し・た・い」


素が無音で口パクのお返し。


俊介が、その言葉を解読して素の唇に自分の唇を近付けた。
俊介の唇が、素の唇に超接近。


あと、1mm。


その時。


「キャーー!」


「痒い!」


素が叫び声を上げた。





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