すっぴん★

俊介が片手にシャワーを持ち、熱めの湯を二人の体に交互に掛け始めた。

火照った身体に、シャワーの湯が流れて落ちてゆく。


落ちてゆく。落ちてゆく・・・。落ちてゆく・・・。


気持ちシャワーの湯が熱い。
それが、素の火照った体にはたまらなく心地良い。
身体がぞくぞくするほどに。



俊介の目が、素の目の黒い部分を一心に見詰めている。


「君が見たい」


俊介の口から、思ってもみない言葉が洩れた。


「私も・・・」


素の目が潤んでいる。


俊介が抱き合っている腕を解き、少しだけ後退りした。


素の裸体に俊介の視線が、突き刺さる。
上から下へ。下へ。もっと下へ。






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