幼馴染、マネージャー、恋人。
ガチャ


十分くらいしてドアが不意に開いた


「ちゃんとやってんじゃん?」

ポン、と頭を叩かれる

不覚にも跳ねる心臓



誠はローテーブルの向かいではなく、隣に座った


「わからないとこ、ある?」

「今のところは…」

「じゃあ、英語のレポートやってやるから貸して?」

「あ、ありがと」

わー


わー

私…なんかすごいダメな彼女じゃん
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