【完】私が愛した男~椿を護るヤクザたち~
ゴフッ!


「いたたたた…急に止まんないでよね…」




そう、練磨が急に止まり私の顔面は練磨の逞しい背中にゴンッとぶつかった




「そんなに死にたいか?」






「…死にたい」




「だったらこの先の未来どうでもいいってことだよな」





「前からどーでもいい人生です」






「なら、俺にお前のこれからの人生を買わせろ」








「は?」





なんつった?





練磨さんはなんつった?






“オレニ、オマエノ、コレカラノ、ジンセイ、カワセロ”





って、聞こえなかったか?







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