永遠に広がる空~伶多~
先生の長い話。

ぶっちゃけ、つまらない。

うちは頬杖をつきながら、その話を聞いていた。

隣の男子を見ると、あくびをしている。

しかも、大きな口で。。。

・・口押さえろよ。

少し呆れていた。

・・まあねえ・・

あくびは無理ないけど。。

こいつ常識ねえなあ・・

見てていらつくわ。

しかも腰パンしすぎだし!!

ありえねえよ・・!何でこんな奴と隣・・

こいつは目立つ系の男子だ。

うちはこういう男子大嫌いだ。

・・バカ野郎。

超最悪だしね!

うちは怒りを抑えながら、先生に目を戻した。

この先生はこのクラス、3の5の担任の風戸先生だ。

ちなみにうちはこの先生は結構好きだ。

話はかなり長いんだけど。。。


男の先生で、背が高く180センチ以上ありそうだ。

そこはあえておいといて・・

ここで使うのかはわからないけど・・

スタイルが良く、顔はジャーニーズ並みだ。

あ、ジャニーズだ。間違えた。

眼鏡がとても似合うイケメンだ。

歳は・・多分20代前半かな・・

と、うちは予想☆

「・・えっと今日はここまで」

風戸先生は教室を出ていく。

教室のドアが閉まったとほぼ同時に、みんなが騒ぎ出す。

がやがやとしだした。

・・うるさいよお・・
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