愛してるよ、何よりも
言いたいことだけ言うと途端に訪れる沈黙。
冷静になると気まずくなって、どうしていいかわからずに何となく冷めたお茶が入ったマグカップを、見つめ続けた。
「ごめん…」
沈黙を破ったのは麗斗。
「そんな辛い思いしてるなんて知らなかったから…。酷いこと言った…」
「もういいよ…。帰る……」
さっき転んだことを忘れて立ち上がろうとした瞬間、鋭い痛みが足に響いた。
「痛ったい……!!」
あまりの痛みにその場に崩れ落ちる。
痛い…。本当に痛い。そうだ、さっき転んだんだった。
それで麗斗の家に来たんじゃん。忘れるとか…我ながらあり得ない…。
「大丈夫か!?」
心配そうな目をした麗斗が私の前にしゃがみ込む。
「うわっ…すげー腫れてる」
そう言われて自分の足に目を向ける。
そして唖然とする。
何これ……。足首は普段の倍以上にに腫れていて、脛には赤紫色の痣が沢山できていた。
これは酷い…。