パツ子と甘えん坊くん。
小夏の唇が離れる。
「…これで満足か、バカ」
唇をワイシャツで拭って上目で俺を見る小夏は可愛すぎてヤバい。
小夏のその顔が見れるともうあの時のことなんて許してしまいたくなる。
「小夏〜!!」
思わず小夏を抱き締める。
もう可愛すぎてずっとこうしてたい。
小夏は「いきなり抱き締めるな!バカ!」なんて言ってるけど、無視。
ぎゅうっと力強く小夏を抱き締める。
それに観念したのか、小夏も俺の背中に手を回してきた。
「…バカ、真琴」
小夏は俺の耳元で小さく囁いた。
もうバカでいいよ。
小夏がバカって言うなら俺はずっとバカでいるよ。
小夏を好きすぎるバカなんだよ、俺は。
end


