パツ子と甘えん坊くん。
色々説明してると、バスケ部が練習してる学校の体育館に到着する。
「じゃあ、部室行ってくるね。ちゃんと待ってるんだよ?」
「アンタはあたしのお母さんか!待つくらいあたしだって出来るわ、バカ!」
真琴の優しさにツンデレで返すあたし。
素直に待ってるって言えばどれだけいいか。
でもツンデレなのがいいのか真琴はいつもふっと笑う。
真琴は生粋の天然だ。
そしてあたしの頭を撫でて、部室へと走って行った。
この一部始終を先輩に見られていた真琴がからかわれているのが聞こえた。
何だかこっちまで恥ずかしい。
「こうして毎日一緒にいるせいで学校中に付き合ってる噂は広がり、高二になり学校公認カップルと言われるようになってしまった。
…恥ずかしい。
でも真琴が好きだから嬉しい」
「…菜緒?何勝手に喋ってんの?」
背後を睨みつける。
あたしの後ろにはポニーテールの少女が勝手にあたしの心の中を想像して呟いていた。