緋色の姫は族の一員でした。
緋羽side
授業はもはや、授業ではなかった。
「あ、君が噂の転校生ねー。
私英語の天原 千穂。よろしくねー!!!」
「よ、よろしく......」
綺麗っちゃー綺麗なひとだけど......
謎い。謎すぎる。
「あ、緋羽ちゃんっ!」
そういってあきらが声をかけてくれる。
「ん?なぁにー?」
「あの先生はちぃちゃんってあだ名で、このクラスで授業ができる先生。」
「ん??できる先生??」
どういうことだ?おい。
「あー、このクラスは基本授業になる先生とならない先生でパックリだからねー。」
「な、なるほど.....」
さ、さすが不良高校。
「なぁちぃちゃーーん。今日は転校生来て初授業なわけじゃーーん?
質問タイムにしよーよーぅ。」
「そぅねぃーー!いい案だわー!!
じゃあ、英語で質問ならいいわよー。」
「そんなん無理!!!!」
「ふふー。私が通訳してあげるから!
いっちょ、いってみよー!!」
あー、なるほど。
こーいう先生だから生徒に好かれるんだ。
好きな先生の授業は受けようって思えるしね。