緋色の姫は族の一員でした。
「さあ、行くよ?」
昼休みをつげるチャイムが鳴ってからそう言って立ち上がったアキラちゃん。
ミルクティー色の髪がふわりと揺れた。
「え、あー。うん!!」
「じゃあ、ついてきて!!!」
そう言って私の手をひくアキラちゃん。
廊下の真ん中をぐんぐん進む。
あれ?
..........なんかみんな道をあけていく。
中には頭を下げている人も........
「あのぉ.......あきらちゃん?
どこ行くのかなぁー?」
「えぇーっとねー。私たちの溜まり場?その、えぇーーーっと。あ!そう!!私の友達を紹介したくてっっ!!」
「おお!そーなのか!!ありがとう。」
あきらちゃんの友達だもんねー。
きっと女子力の高いコだよね!!
なんか楽しみっっ♡
「ここだよー。」
「こ、ここ?」
私とあきらちゃんがついた場所は別棟の
重そうな黒塗りの部屋だった。
「さぁ。いくよー!!」
ずっ、ずいぶん勇ましい部屋だなぁ。