片想いのカタチ *短編集*
「ん」
そして、私たちの手の上でぱっとぐーにしてた手を開いた。
「……えっ?」
見ると、私と英里ちゃん二人の手の上にチョコが転がった。
「え、え、どういうこと?」
私は、どうして二人ともチョコを貰えたのかわからなくて、きょとんとした。
「……やっぱりね!健人ならやるだろうなって思った」
そして、おかしそうに笑った。
「なんだよー」
健人は、悔しそうに顔を歪めた。そして、ぷいって顔を逸らした。