Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「美雨!」



「へ、な、何?」



「どうしたのさっきからボウッとしちゃって」



咲の声でわれにかえる



「あ、わかった竜哉のことでしょ」



「え、ち、ちがう」



「図星だなぁ、美雨竜哉のこと好きなんでしょ!」



カァッと顔が赤くなっていきただ首を振っていた



「咲そのへんにしときなよ」



はるちゃんがわってはいってくると



咲は何も言わなくなった



はるちゃんありがとー



と感謝を言いながら隣に寝転ぶはるちゃんに抱きついた



「美雨はかわいいね」



ってわたしの頭を優しくなでてくれる



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