Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜
入学式のあの日みんなが記念撮影や同じ小学校の人達と話してるなかわたしは
1人屋上へと向かった
古びた扉を開けて
まっすぐ歩いていきフェンス越しに下を眺めてた
するとさっきわたしが入ってきた場所からギィっと音がなり
誰かが歩いてくる音がした
「あれ、お前一年じゃん、なんでこんなとこいんの?」
振り向くとそこには金髪のヤンキー
「居たらいけないんですか?」
「いや、別に...俺も下が嫌だからここ来たんだけどな」
わたしの横に来た金髪ヤンキーは
「俺1-2の滝川龍哉...お前は?」
「わたしも1-2の秦野美雨」
「俺らクラス一緒だな」
って見せた笑顔ヤンキーで強面の顔とはギャップのある爽やかな笑顔
この時からわたしは滝川くんの笑顔が好きだった