Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「美雨」



自分の席に着いた滝川くんは咲を見送っていたわたしを呼んだ



「何?」



「今日サボって久々に屋上行こうぜ咲も追い払ったし」



「いいよ」



返事が返ってきてすぐに滝川くんは立ち上がり廊下に出た



わたしも滝川くんのあとに続いて歩いた



階段をあがって扉を開ける



久々の屋上な気がする



最近は咲達と教室で話すことが多かったからなぁ



屋上に出て大きな空を見上げながらお腹いっぱいに空気を吸う



あぁ、やっぱり屋上気持ちい



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